2005/09/17

第60回国連総会開催 速報3

NY国連フォーラムの皆さん、DC開発フォーラムの皆さん、

遅くなりましたが、二日目の報告です。今日も基本的には各国代表の演説が続いています。それぞれの内容については、テキストとビデオが国連のWebcastで見ることができます。http://www.un.org/webcast/summit2005/statements.html

今日は、午後小泉総理大臣の演説が予定されています。現在の順番からすると、夕方6時半から7時くらいになるのではないかと思われます。すでに、政府専用機で到着し、お昼にはホテルに着かれたようです。今朝回ってきたアナン事務総長の予定を見ると、午後4時45分から5時15分まで小泉総理との会談ということになっていますので、もうそれも終わり、演説の順番待ちというところでしょうか。メディアによると、日本の常任理事会入りの決意を述べるということです。選挙に大勝利し、国内の改革路線に国民の支持を得た総理ですので、国連の改革にも積極的に貢献していただきたいと思います。

さて、この総会のもっとも重要な文書となる「成果文書」のドラフトですが、これをどうみるか、皆さんにもお聞きしたいところです。9月13日付けの最終案が、上述のWebcastの「DOCUMENTS」のタブを押すとダウンロードのサイトに入れます。この文書の大事な部分は、まず、Values and principlesという最初の部分です。その後、開発、平和と集団的安全保障、人権と法の支配、国連の強化の四つのセクションに分けて、現時点での国際社会の政治的に可能なコンセンサスが書かれています。MDGsもモンテレーも出ていますが、どうも私個人の関心からするとバランスが悪く、すっきりしない部分もあります。開発の分野では、持続可能な開発の部分が長いですね。ちなみに、パラグラフ143は、人間の安全保障がきっちり入っていて、今後総会で議論すると書いてあります。

この文書が、どのくらい、先のハイレベル・パネルの勧告を反映しているのか、明日の夕方、緒方JICA総裁とユニセフのベネマン事務局長の会談がありますので、聞いてみたいところです。アナン事務総長が述べたように、安保理の改革や軍縮で大きな進展がなかったことと、この文書がこれからしばらく国際社会の議論の土台となることを考えると、残念ですね。しかし、開発やその他の分野での進展とコンセンサスの形成はできたのですから、そこはきっちりと実行に移してほしいですね。特にMDGsの実施にはこれから力を入れるべきでしょう。

今、フィリピンのアロヨ大統領の番です。今日は、全域通過の特別パスを手に入れたのですが、用があって突入を試みた同僚も総会場には入れなかったようなので、小泉総理の生の声を聴くのは無理のようです。例年ですと、国連職員との時間を取れるのですが、今年は演説が終わると空港に直行とのことです。明日は、町村大臣にはお会いできるようですので、楽しみにしています。

ユニセフ 久木田

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